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HYIP 配当型ウォレット とは
配当型ウォレットとも呼ばれるもので、インターネット上で取引する仮想通貨を使った投資手法の一種です。High Yield Investment Programが正式名称です。
ビットコインなどの仮想通貨の投資手法は売買を繰り返して差額で儲けを得るキャピタルゲインを中心にしたやり方です、HYIP投資は出資することによる配当、インカムゲインで利益を狙うのが特徴です。
HYIP 配当型ウォレットのメリット
HYIP投資の最大のメリットと言えるのが高配当であることです。
日利1%以上あるケースも多く存在します。
例として、100万円を出資したなら、毎日1万円を受け取れる計算になります。
単利であっても30日で30万円です。
毎日の配当分をさらに運用資産に回すという複利運用で預けたなら更に大幅な利益が見込めます。
株式投資の世界で年利5%を達成すればかなり優秀な資産運用の部類に入ると言われているため、HYIP投資の利益率の高さがよくわかります。
基本的にHYIP投資では、アービトラージと呼ばれる方法で取引が行われます。
運営側に仮想通貨で出資し、運用を相手に任せておけば配当を受け取れるという流れです。
仮想通貨や株式投資、FXなどで価格変動を利用しながら、投資家自身が売買を繰り返す手間がありません。
チャートを分析するなどし、売買の技術を磨く必要がほとんどなく、誰でも始めやすいのがメリットです。
HYIP 配当型ウォレットのデメリット
HYIP投資には多数のデメリットも存在します。
世界中に存在するHYIP投資の運営者は、詐欺的なところが多いという事実です。
高配当を掲げて出資者を集めておきながら、いつの間にか出金できない状態になることも少なくありません。
資金を集めても運用で増やそうとしない運営者に当たる可能性があります。
ねずみ講のようなもので、出資者を募り多額の資金を集めることだけでお金を増やそうとするやり方です。
運営側の一部だけが儲かり、その他大勢はほとんど配当を受け取れないリスクがあります。
初期の頃は高配当を受け取れても、次第に配当が下がる、受け取れなくなるといった状態になったら危険です。
会社が突然飛んでしまうリスクも多いです。
集まった資金を持ったまま運営者が消えてしまい、公式サイトへアクセスできない、連絡がつかない状態になります。
現にHYIP 配当型ウォレットの代表的な案件であるプラストークンが2018年6月に出金停止となり、事実上潰れました。
プラストークンはなぜ潰れたのか
プラストークンは2018年6月頃始まりました。
プラストークンは日利約0.3%、月利約10%を宣伝文句に約400万人という参加者,ユーザーを集め、約1000億円分のコイン,お金を集めました。
サービス開始から配られたプラストークンの独自コインは、最大約280倍も高騰しました。
どんどん拡大していくプラストークンが突然傾いたのがサービス開始後の2019年6月です。
2019年6月に突如出金停止となりました。
なぜ出金停止となったのかは、運営の資金持ち逃げ説が一番濃厚です。
勝てるHYIP 配当型ウォレットの選び方
では勝てるHYIP、配当型ウォレット案件の選び方をご紹介します。
①運営がしっかりしている案件を選ぶ
現在、存在する案件には運営側の実態がない案件も存在します。
しかし、中には公的機関から認証を受けたり、母体にビッグな会社が存在する案件もあります。
同じ案件を選ぶのであれば運営がしっかりした案件を選ぶことが大切です。
②サービス開始直後の案件を選ぶ
プラストークンは1年で潰れました。
プラストークンが潰れた後もHYIPは続々と誕生しています。
ユーザーが色々なHYIP案件に分散していますので、以前よりも運営はお金を集めにくい状況となっています。
また、プラストークンが倒産した事により、不安要素は拭いきれません。
そのため、潰れるまでの期間は短縮していく傾向にあると予想されます。
中には本物のしっかりした案件は存在するかもしれません。
サービス開始直後の案件に参加する事で、少しでも多くの先行者利益を得る事が出来ます。
③配当される独自トークンの価値が上昇しているものを選ぶ
主にHYIP 配当型ウォレットでは、毎日の配当はさのサービスの独自トークン(コイン)で配当されます。
その配当である独自トークンの価値は運営側が決めています。
毎日少しでも価値が上昇している案件もあれば、全く価値が上昇していない案件もあります。
少しでも利益を得るためには、配当のコインが値上がりしてる案件を選びましょう。
④新規ユーザーが増加している案件を選ぶ
HYIP 高配当ウォレットはお金を集める事が出来なければ潰れます。
新規ユーザーが増えなければ、運営側としては配当に回せるお金が無くなり、突如プラストークンのように出金停止となります。
沢山の案件がある中で、多くのユーザーが参加している案件に参加しましょう。
では結局どれに参加したらいいの?
では結論的にはどのHYIP 配当側ウォレットに参加したらいいのか。
毎月のように新しい案件が出てきていますが、10月はSKYTEXという案件を推しています。
詳しくは下記のページで紹介しています。
参加する上での心構え、戦略
HYIP投資は、いかに短期間で元本を回収するのかがポイントです。
元本さえ回収できれば、後は破綻するまで利益を追求できます。
スタートした直後で勢いがあるプロジェクトなら、すぐに飛び乗って儲けるだけ儲けたら全額出金して逃げる方法も有効です。
逃げ遅れた場合には預けた資金を回収できずに終わることが多く、まさにハイリスク・ハイリターンの金融商品になっています。